乳酸菌サプリの比較(トッ プページ) > 特集記事とニュース > すぐき漬けと乳酸菌 2016.08.06更新

#007 2016.08.06

すぐき漬けと乳酸菌

すぐき漬けとは

 「すぐき漬け」は、「千枚漬」・「しば漬」とならび、京都の代表的な漬物です。これらは「京都三大漬物」と呼ばれ、冬の味覚として京都で長く親し まれています。
 「すぐき漬け」は「すぐき」と塩のみで漬け込んで作られ、乳酸菌による発酵作用による味わい深い酸味が特徴です。原材料での「すぐき」自体が京野菜であ るため、京都以外の方にとってはあまり馴染みのない漬物かもしれません。私(管理人ハル)も長く大阪に住んでいますが、乳酸菌のことを調べるようになるま で「すぐき漬け」のことは知りませんでした。
すぐき漬け

すぐき漬けの強い整腸作用を実感した!!

 すぐき漬けを実際に数日間食べてみたところ、驚く程の整腸作用を実感しました。すぐき漬けを食べ始めて数日後、ヘソの少し下くらいのあたりに「チ クッ」とした刺激(痛いほどではない)がありました。そしてすぐに便意に変わりました。これは私が乳酸菌サプリを摂取しているときの反応と同じです。乳酸 菌サプリ以の生食材でこの反応は初めてです。「コレは便秘に効く!」と確信しました。
 「すぐき漬けスゴい」と思ったので改めて「すぐき漬け」と乳酸菌(ラブレ菌)について調べることにしました。
大腸の善玉菌

すぐき漬けと乳酸菌(ラブレ菌)

 「すぐき漬け」の中には数多くの乳酸菌が含まれています。また「すぐき」を作る「室」や樽の中に長年住み着いている乳酸菌とが混ざり合って、その 家独特の味を作り出しています。
 「すぐき漬け」に含まれている乳酸菌のなかでも、「ラブレ菌」は、大きな話題になりました。「ラブレ菌」とは、「京都パストゥール研究所」の岸田網太郎 博士(1920〜2006年)により1993年に「すぐき漬け」から発見されたものです。体内のインターフェロン(ガンやウィルスから身体を防御する因 子)生産能力が高まり、安全で副作用のない免疫能力助長剤としての可能性があることが研究で明らかになりました。また、整腸作用により、下腹部のふくらみ を抑える効果があるとテレビ番組などで紹介されました。


ラクトバチルス・ブレビス・KB290(通称:ラブレ菌)について

 ラブレ菌は正式には「Lactobacillus brevis KB290」といいます。植物性乳酸菌としては代表的な存在です。
 栃木県那須塩原市の小学生に対する調査で、ラブレ菌の継続的な摂取により、インフルエンザ罹患リスクを低減できる可能性が明らかになりました。この研究 ではインフルエンザ予防ワクチンの接種より効果があったことが報告されています。この研究の論文がLetters in Applied Microbiology誌に受理されています。また、日本食品免疫学会設立10周年記念大会(2014年10月)で発表されています。
 ラブレ菌がインフルエンザウイルスに対し免疫力を発揮するメカニズムとしては、ラブレ菌が、ウイルスから身を守るために私たちの体に備わっている3つの 主な防御メカニズムである、細胞傷害活性、インターフェロン(IFN) α産生、抗体産生を活性化し、免疫力を高めるということです。


おススメのサプリ:ラクトフェリン+ラブレ

おススメのサプリ:カゴメ ラブレ




 当サイトでは、乳酸菌サプリをいろいろな切り口で比較しています。また、ビフィズス菌などの善玉菌や腸内フローラに関する記事を載せています。

■人気記事■
・「うつ病に効く乳酸菌」:うつ病治療中の 管理人が試して効果のあったサプリをズバリ書いています。 また、乳酸菌がうつ病に効く理由を説明しています。
・「体験結果_乳酸菌革命」:管理人が体験した結果で、 便通うつ病改善データを書いています。