乳酸キャベツとはザワークラウト？

最近、「乳酸キャベツ」ということばを聞くようになりました。

提案者は井澤由美子さんです。
この方は、調理師・国際中医薬膳師だそうです。

２０１７年１月３１日放送の「おはよう朝日です」（ＡＢＣ朝日放送）で
特集していたので紹介します。

まず、イシハラクリニックの副院長・石原新菜先生の解説がありました。

・キャベツは、ビタミンB群・C・U・K、食物繊維、βカロテンを
多く含み、抗酸化作用が強い。
・キャベツを乳酸発酵させたものが乳酸キャベツ。
（生キャベツの表面の乳酸菌を発酵で増やす。）
・乳酸菌や酵素の量は、乳酸キャベツが生キャベツより多い。
・腸内環境が整うことで、風邪・冷え性・貧血・糖尿病・高血圧の
予防が期待できる。
・ダイエットの効果の期待あり。

乳酸キャベツの作り方

１．キャベツ１玉を千切りにする。

２．保存袋に千切りキャベツ半分と粗塩（小さじ２）を入れる。

３．袋の上から揉んでなじませる。

４．残りのキャベツと粗塩（小さじ２）、きび砂糖（小さじ１/２～１）を入れる。

４．５お好みでスパイスを入れてもＯＫ。
（唐辛子・黒こしょう・乾燥ショウガ・ローリエなど）

５．しっかり空気を抜き重石（５００ｍｌペットボトル４本）をして常温で置く。
（冬は３～６日、夏は１～３日）

○保存ビンに移し、冷蔵庫で保管する。（約１ヶ月保存可能）
＊保存ビンは使用前に煮沸して滅菌すること

■１日１５０ｇを目安に食べること
■コールスロー、ヨーグルトのサラダがおススメ

●管理人ハルの感想と追加情報●

作り方をみても乳酸キャベツって要するに
ザワークラウトでしょ！
と、言いたいです。

キャベツを乳酸発酵させるのでカラダに良いことは
間違いないと思います。

ザワークラウトから発見された乳酸菌を解説しておきます。

植物性乳酸菌であるラクトバチルス・プランタム・ＨＳＫ２０１株は
ザワークラウトから発見されました。

この乳酸菌は胃液や腸液に強い耐性を持っています。
つまり、生きたまま腸に届く確率が高い乳酸菌です。

臨床試験では、ＨＳＫ２０１株を摂ることで排便回数が増加しました。
別の試験では、花粉症の症状が軽減したことが報告されています。

さらにマウスを使った試験では、アトピー性皮膚炎の改善効果を
示唆する結果が出ています。
つまり、人間に対してもアトピー性皮膚炎の改善効果が期待できます。

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