乳酸菌と花粉症の緩和
「L-92乳酸菌」の「花粉症」への有効性データ
データ1:
試験概要
花粉症の症状をもつ人80名にまず花粉を曝露し、その後「L-92乳酸菌」配合タブレットを摂取する3グループ(菌末量20mg、60mg、180mg)
とプラセボ(「L-92乳酸菌」未配合タブレット)を摂取する計4グループ(各20名)に分け、8週間摂取してもらいました。摂取後8週目に再び花粉曝露
を行い、摂取前後の眼や鼻などの花粉症の症状の変化を解析しました。
結果
「L-92乳酸菌」摂取グループで、花粉再曝露後の「鼻の症状」、「眼の症状」に緩和が認められました。「L
-92乳酸菌」の花粉症への予防効果が示されたといえます。
出典:榎本雅夫ほか、第56回日本アレルギー学会秋季学術大会(2006)よりデータ改編
引用:「カルピス」由来健康情報室 http://calpis-kenko.jp/
データ2:
試験概要
スギ花粉飛散時期に、花粉症の症状をもつ被験者23名のうち、12名に「L-92乳酸菌」を含む飲料を、11名には「L-92乳酸菌」を含まない飲料(プ
ラセボ)を、6週間摂取してもらいました。
結果
「L-92乳酸菌」を含む飲料を摂取したグループでは、眼の症状スコアが有意に改善し、医薬品の使用頻度も減っていることが示されました。
出典:Biosci.Biotechnol.Biochem.(2005)/Medical Science Digest(2009)
引用:「カルピス」由来健康情報室 http://calpis-kenko.jp/
アレルギーについて
アレルギーとは、「本来は無害な物に身体の免疫系が過剰に反応することで発症してしまう疾患」のことです。
ヒトの免疫システムには司令塔の役目をするTh1細胞(主に感染に働くT細胞)、Th2細胞(主にアレルギーに働くT細胞)、Treg細胞(主に 免疫調節に働 くT細胞)が関わっています。3種類のT細胞は互いにバランスを取りながら免疫をコントロールしています。ところが環境や生活習慣によってTh2細胞が過 剰に なったりTreg細胞が弱まったりすると免疫のバランスが崩れ、アレルギーが発症してしまいます。