#005 2016.07.09
乳酸菌LG21
乳酸菌LG21をヨーグルトに配合し摂取し続ける(8週間程度)ことで、ピロリ菌の働きを抑制したり、ピロリ菌そのものを減らしたりすることがで
きます。ピロリ菌は胃炎や胃潰瘍、胃がんなどを引き起こす原因菌です。
薬事法の関係で普通の食品では効能をうたうことができません。かなりすごい効能ですが残念ながら商品には詳しく表示することはできません。
乳酸菌LG21は正式名称をラクトバチルス・ガッセリOLL2716(L.gasseriOLL2716
(乳酸菌OLL2716株))と言います。東海大学の古賀泰裕教授のグループが1999年に約2,500種の乳酸菌の中から最もピロリ菌の抑制に適してい
ることを発見しました。
古賀泰裕教授らは、ピロリ菌の感染者30人に対して試験を行いました。まずその30人に乳酸菌OLL2716株を含まないヨーグルト(1個
90g)を1日2回、8週間連続で食べてもらい、その後乳酸菌OLL2716株を含むヨーグルト(1個90g・乳酸菌OLL2716株を10億個含む)を
1日2回、8週間食べてもらいました。その結果、乳酸菌OLL2716株を含むヨーグルトを食べた後で、食べる前よりもピロリ菌の活動が抑制され、胃の炎
症の改善が認められました。
胃痛などの症状がありピロリ菌検査を受けて陽性となった場合、プロトンポンプ阻害薬と2種類の抗生物質を1週間程度服用し除菌するのが一般的で
す。保険が適用されれば1〜2万円程度の費用がかかります。問題なのは、ピロリ菌の感染者数と抗生物質使用による耐性菌(抗生物質が効かない菌)の発生で
す。日本人の4人に1人、約3,500万人がピロリ菌を保有していると考えられています。保有者をかたっぱしから除菌していこと保険料だけで大変な額にな
ります。また、抗生物質使用による耐性菌も一定の確率で発生することなります。 乳酸菌LG21入りのヨーグルトでは強引に除菌するのでは無いため耐性菌
ができることもありません。副作用もありません。ヨーグルトを毎日美味しく食べるだけで胃炎や胃潰瘍、胃がんを抑えることが可能なのです。はじめから古賀
泰裕教授のグループは「抗生物質を使用しないでピロリ菌を抑制する」ことを念頭に研究を重ねてきた旨を著書にかいていました。
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